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LiveCode Ltd.(旧名 Runtime Revolution Ltd.) はスコットランドのエディンバラにあるパーソナルコンピュータ向けソフトハウスである。1997年創立。統合開発環境 「LiveCode(旧名Revolution)」シリーズで知られる。「LiveCode」シリーズは、クロスプラットフォームのデスクトップアプリケーション開発、iOS、Android等のスマートフォンの開発、並びにCGI等のウェブページが作成できるサーバーでの開発(2015年現在)がある。またLiveCode(旧名revTalk)は、通常の英語のようなプログラミング言語HyperTalkに類似した、「LiveCode」シリーズで使用されるスクリプト言語の名称でもある。 LiveCodeのデスクトップアプリケーション開発環境は、MetaCardを基盤にしたHyperCard類似のオーサリングツール/プログラミング環境で、HyperCard同様に一枚一枚の「カード」に様々な表示やコントロールを埋め込み、そのようなカードを集めた「スタック」によってアプリケーションを構成する。表示機能、コントロール、スクリプト言語とも、Mac OS X に代表される現代的な環境に合わせて大幅な拡張をしている。Windows、Mac OS X、Linux(Raspberry Piを含む)、Unix(現在は配布されていない)用があり、HyperCardのスタックを読み込む機能がある。Windows 95 〜 Windows 8、Mac OS Xでは、Universal Binary、Power PC、インテル のデスクトップアプリケーション作成が可能である。 2006年12月23日、Runtime Revolution Ltd.が日本のユーザーグループ有志と連携して「Runtime Revolution Ltd 公式日本語掲示板」をオープンした。また、日本語ユーザー向けに「Japanese Revolution Documentation 【レヴォルーション 取扱説明書 日本語版】」がrevdeveloper.comにて開設されている。(2011年3月現在、日本語掲示板、取扱説明書日本語版はリンク切れ)2011年3月現在の製品(4.5)は、スクリプト内での日本語の扱いに若干問題が残っており(2014年LiveCode 7のリリースによりスクリプト内での日本語の問題は解消された)、日本では代理店もなく必ずしも広く用いられているわけではない。 2009年4月より、ダイナミックWebスクリプト言語に拡張された「LiveCode(旧名revTalk)」が使用できる、ホスティングサービス「On-Rev」が、Runtime Revolution社の新たなサービスとして始められた。スクリプト言語「LiveCode」を使用する、ダイナミック・ウェブページ開発アプリケーション「On-Rev」は開発途中版。2011年3月現在、ウェブサーバー開発環境は、Runtime Revolution社のホスティングサービス「On-Rev」と、LinuxとMac OS X Darwinサーバーにインストールできる「Server Deployment Pack(プレリリース)」がある。2015年現在、無料のLiveCode Community Serverは、Windows、Mac OS、Linux 32、Linux64、Raspberry Piが配布されている。 2009年7月、無料プラグイン「revWeb」をインストールすれば、Webブラウザー上で動くインターネット・アプリケーションの「revLet」が、LiveCode(旧名Revolution)で作成可能になった。プラグインは、Windows、Mac OS X、Linuxの主要ブラウザーをサポート。2011年3月現在、LiveCode 4.5で作成したrevLetに日本語テキストの入力はできないが、WindowsまたはMac OS上での開発時に組み込んだ日本語 (ユニコード UTF16)は、スクリプト言語「LiveCode」を使用してブラウザー上で操作可能である。(Safari 5.1以降で動くプラグインの開発停止が、Revolution社よりされています。Safari 5.0及びFirefoxでは使用可能) 2010年12月LiveCodeのスマートフォン開発環境 iOS(iPhone, iPad)用アドオンが、2011年2月にはAndroid用アドオン(開発途中版)がリリースされた。 2013年4月LiveCodeコミュニティ・オープンソース無料版が、クラウドファンディングのKickstarterで資金調達が目標に達し、GNU_GPLv3ライセンスの下にリリースが開始された。完成アプリの配布も自由であり、コマシャル版とはオープンソースと言うだけで機能上の違いはない。 2014年ユニコードが英文のようにオブジェクト名、ファイル・パス、スクリプト内で扱えるLiveCode 7、及びRaspberry Pi用がリリースされた。 == 製品 == *LiveCode 7(2015年) *LiveCode コミュニティ版(デスクトップ・アプリ作成 オープンソース 無料)Win | Mac | Linux 32 | Linux 64 | RPi *LiveCode コマーシャル版(デスクトップ及びスマートフォン・アプリ作成 有料)Win | Mac | Linux 32 | Linux 64 *LiveCode コミュニティ・サーバー(無料)Win | Mac | Linux 32 | Linux 64 | RPi *LiveCode 5.0シリーズ(2011年) *LiveCode 5.0 コマーシャル (Web Solutions / Desktop Solutions) : Windows、Mac OS X、Linux、Unix用のデスクトップ・アプリケーション+Webアプリケーション+データベース接続+暗号化機能+その他が開発できるツール *LiveCode 5.0 パーソナル (Web Solutions / Desktop Solutions) : 購入時に選んだひとつだけのプラットフォームのデスクトップ・アプリケーション+Webアプリケーション+データベース接続+その他が開発できるツール *上記コマーシャル、パーソナルにアドオンで、iOS、Android、Win 6.5 のスマートフォン開発環境と、サーバー開発環境が追加拡張できる * Ten Thumbs Typing Tutor 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Runtime Revolution」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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